審美歯科に行く目的としては、ホワイトニング、つまり歯を白くしたい、という目的があります。
ホワイトニングは審美歯科ではどのように行われているのでしょうか。
それを考える際には、歯の構造を理解する、ということが大切だといわれています。
歯の構造は表面にエナメル層があります。
これは歯の象牙質を守っている硬い組織なのですが、大部分が無機質、そして若干の割合が有機質でできています。
歯の色が変わってしまうのは、このエナメル質の有機質の部分が着色されてしまうからです。
有機質は色に染まってしまう性格があるため、多くはないものの、エナメル質に有機質が含まれていることで歯が変色していってしまうのです。
もう一つ、歯の構造で理解しておきたいのは、エナメル質の下には象牙質がある、ということです。
エナメル質はこの象牙質を守って周辺を覆っているのですが、実はだんだんと磨耗してしまいます。
そうなると象牙質がむき出しになってしまい、その象牙質の色がそのまま出てしまう、ということになるのです。
加齢とともに歯が黄色くなってくる気がするのは、この象牙質の色によるところもあります。
さらに神経が死んでしまったり、神経を抜いてしまったりしている歯は、変色してしまうことがあります。
歯の変色はこのような理由で起こるのですが、それを再び白くしよう、白さを取り戻させよう、というのがホワイトニングです。
これは歯そのものをきれいにする、というクリーニングとは内容も目的も違っていますので気をつけましょう。
歯をきれいにすることで、結果的に以前よりも白くなった、ということもあるかもしれませんが、それはホワイトニングと同じではありません。
審美歯科で行うホワイトニングには大きく分けると二つの種類があります。
それは、忙しく、短時間で効果を出したい、頻繁に通うよりも回数を少なくして効果を得たい、という人のためのオフィスホワイトニング、という方法と、初回は医院で指導を行いますが、その後は自宅で自分で継続的に行っていくホワイトニング、つまりホームホワイトニングという方法です。
どちらにもメリットもデメリットもありますので、自分の生活のスタイルや希望、いつまでにという期限などを考え合わせ、医師と相談しながら方法を選んでいくといいでしょう。
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